トレードスタイル別のFX業者選択方法
FXのトレードスタイルはいくつかに分類することが出来ます。
・超短期取引
・デイトレード
・中長期取引
・スワップポイント狙い
・システムトレード など
上から3つは1回の取引を完結させる時間別に分類されます。
スワップポイント狙いとは、取引される通貨ペアの金利差収入をメインに狙うもので基本的に長期トレードになります。
システムトレードは取引をシステムで自動化し機械的に取引を行う手法です。
下2つはやや特殊な取引手法であり初心者には敷居が高いです。スワップ狙いは一見単純ですが、付与される金利差収入が相場変動による価格差損益に比べて微々たる物で、
結局長期的な相場動向を読み切らなければ利益が出せません。2007年ころの円安安定期には脚光を浴びた取引手法です。強いてこの手法を選択するなら、スワップポイントは業者により差がありますのでスプレッドは無視して高スワップポイントの業者を選びましょう。
システムトレードは業者によっては基本的なツールを無償提供している場合がありますので興味のある方は試してみてください。FX業者のことではありませんがメタトレーダーという無料ソフトフェアが人気です。
システムトレードについて当サイトでは現時点詳しく取り扱っていません。
超短期取引
こちらは1日の中で何回も取引を繰り返す場合が該当します。早ければ数秒、遅くとも自身が就寝するまでには取引を完結させます。
相場の一つ一つの動きをピンポイントに狙っていく手法です。さらに細かい分類でスキャルピングと呼ばれる超超短期手法もあります。
こういった取引は必然的に取引回数が増え、一回の利幅も小さめになります。仮に一回10銭ほどの価格差を狙った場合1銭のスプレッドであれば成功しても10%ものコストを取られたことになりますので、一にも二にも低スプレッドの業者を選ぶことになります。
また、この取引スタイルは値動きが活発な時間帯にて、限られたエントリーチャンスを狙い撃ちしますので、約定力が安定している必要もあります。
極低スプレッド業者だと値動きが激しい時間帯だとスリッページが発生しまくることもありますので、スプレッドがやや広いがスリッページが発生しないタイプのFX業者が威力を発揮するのもこの取引スタイルです。
デイトレード
このスタイルを何となくイメージして投資の世界に入った方も多いのではないでしょうか?
1日数回程度の取引でなるべく翌日に持ち越さない、柔軟に対応するスタイルです。こちらも基本的には低スプレッドを重視しますが、相場が落ち着いている時間帯にもポジションを仕込むことがあるこのスタイルではスプレッド広め・低スリッページのFX業者のメリットは十分には発揮されない場合もあります。※極低スプレッド業者でも、値動きが落ち着いている時間帯ではそのまま約定しやすい為。
デイトレードは取引スタイル自体が一般的でクセの少ない手法なので、業者選びもそれほど注意点はありません。総合的に優秀な業者であれば大きな問題はないでしょう。
また、超短期取引〜デイトレードでは基本的に取引を翌日に持ち越すことは少ないので、持ち越して初めて発生するスワップポイントは無視して問題ありません。
中長期取引
数日から数ヶ月、場合によっては数年とポジションをじっと保有し続ける取引はこちらに分類されます。
数日から数週間程度の期間の取引はスイングトレード読ばれることもあり短期取引に分類されることもありますが、FX業者比較の観点では以下の共通点があります。
■取引を翌日に持ち越すのでスワップポイントが発生する
時期(金利の状態)によっては最低取引単位(1万通貨)取引を翌日持ち越し毎に百数十円もプラスもしくはマイナスに発生します。
ちなみに同じ1万通貨取引での1銭分の損益は100円です(ドル/円取引の場合)
業者ごとのスワップポイントの差は数円だとしても、数ヶ月も繰り越し続ければ大きな差になりますので、スワップポイントの有利な業者を選ぶ必要があります。
■ポジションを長時間保有し続けるので、様々なリスクが増大する
例えば、短期取引になればなるほど、ポジションは保有せずにチャンスを伺っている時間の方が長くなります。様子見をしている時にFX業者の不具合で取引できなくなっても機会損失を被るだけで実損はありません。「業者リスクとは」 で紹介したような被害を受けた方々は、発生した時間的にも大半が中長期でポジションを繰り越し続けているスタイルだったと思われます。
業者の過失であれば保障される可能性もありますが、外為市場では国家による突然の為替介入が起きたりサプライズニュースなどによって急激な大変動が起きたりします。仮に損切り注文を入れてあったとしても、こういった状況では業者の約定力やサーバー能力によっては予期しない価格で損切り執行される可能性もあり、この場合は保証されない可能性が高いと思われます。
故に、業者のシステムの堅牢さや信用度も重要な比較材料となってきます。
※ちらみにFX業者が倒産してしまった場合は、内閣府令改正により全額信託保全されていますのでご安心ください。
